2022.10.17

こんにちは、カケソーのスズキです。

10月になり、すっかり秋めいて来ましたね！今までの暑さがウソのよう（^^;）

9月は私たちの住む静岡県は台風上陸にともなう大雨により、多くの洪水被害がでました。

改めて自然災害の脅威を思い知らされました･･･。

被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

直近20年間の統計データによると、10月に静岡県を含む東海地方に接近した台風は平均0.9回･･･つまり毎年約１回あるからです。

くわしい統計データはあとで紹介しますが、それよりも重要なことは、大雨や風から大切な我が家を守るため「事前のチェックを怠らないこと」でしょう。

そこで、この記事では大雨や風による被害を未然に防ぐためのチェックポイントをご紹介していきます。いずれも簡単にできることですので、ぜひ最後までご覧ください。

10月も台風は結構くる！

気象庁ホームページより月別における台風が東海地方に接近した数を過去20年に遡ってみると、10月は18回、年平均に換算すると0.9回･･･ほぼ毎年１回は台風が接近しています。

ちなみに８月は19回、９月は20回。つまり、８月から10月はほぼ同じ回数の台風が接近していることが分かります。

【2002年から2021年までの東海地方に接近した台風の月別数】

10月･･･18回（年平均0.9回）

９月･･･20回（年平均1.0回）

８月･･･19回（年平均0.95回）

もう少し遡ってみましょう。過去40年から20年前まで遡った結果は以下の通りです。

【1982年から2001年までの東海地方に接近した台風の月別数】

10月･･･８回（年平均0.4回）

９月･･･24回（年平均1.2回）

８月･･･９回（年平均0.45回）

近20年と比較してみると、以前は東海地方に接近する台風は９月に偏っていましたが、近年は８月～10月まで偏りがなくなっていることが分かります。

なぜ、こうした傾向に変化しているのか？地球温暖化の影響なのか？わかりません。しかし今後も同様か、それ以上の頻度になる可能性も十分考えられるのではないでしょうか？

大雨・風で怖いのは雨漏り

台風によるリスクはまず、大雨による洪水があげられます。加えて、強い風の影響で屋根や壁がめくれたり、飛散物の衝突による破損が考えられます。

これらは住む家の立地・場所や周囲の環境による影響も大きいため、根本的な対策は立てづらいのが実態です。

とはいえ、大雨や風におけるリスクはそれだけではありません。むしろ、雨漏り発生の方が長期的リスクがあります。

雨漏りは短期的には不具合に気づきずらいものの、長期的には次のようなリスクを引き起こします。

こうした問題が起きる前に、できることはやっておきたいものです。

そこで簡単にチェックできる方法をご紹介していきます。

雨漏りしているかどうか？のチェックポイント

外壁とその周辺

• コーキング材が劣化してひび割れしていないか
• 内壁のクロスがゆがんだり浮いてきていないか
• 外壁が変色していないか
• ベランダの防水層やシートが剝がれている

とくに1階のお部屋の上にベランダがあるお家は要注意。

ベランダは日当たりの良い場所に作られることが多く紫外線などの影響で劣化が進みやすい場所です。防水層やシートが剥がれているとそこから水が染みてしまい1階のお部屋に雨漏りしてしまうリスクが高まります。

屋根

• 屋根材のずれや脱落はないか
• 雨どいにごみや落ち葉が詰まっていないか
• 天井のクロスが浮いてないか、シミがないか
• 屋根材のひび割れ、塗装剥がれがないか

気づいたら天井のクロスが浮いていたりシミができている！そんな場合はすでに雨漏りしてしまっている可能性があります。また、雨どいにごみがあると水が流れず雨漏りの原因となってしまうため定期的にお掃除しましょう。とくに台風の前は要注意です。

最後に

いかがでしたか？台風シーズンに限らず、雨風による雨漏りの被害を未然に防ぐためには日頃のチェックが重要です。

とはいえ、壁はまだしも屋根に関してはすべてチェックするのは少し難しいかもしれません。特に二階以上の建物の屋根では登ったりすることも危険です。なのでそうした箇所の点検については専門業者にチェックを依頼するのも方法の一つでしょう。

もちろん、私たちカケソーもそうしたチェックを無料で承っています。

もし大切なお家に気になる箇所があるなら、ぜひお気軽にお声かけください。