1既存外壁・屋根のチェック
新しい外壁材・屋根材を張り付ける土台となる既存の外壁・屋根をあらかじめチェックします。
外壁・屋根リフォーム方法のひとつ、カバー工法とはどんな工法なのか?
カバー工法を初めて知ったという方にもわかりやすく、施工方法やメリット・デメリットなどをご紹介します。
カバー工法とは、既存の外壁・屋根の上から新しい外壁材・屋根材を張るリフォーム方法です。
その構造から、別名「重ね張り」とも呼ばれています。
既存の外壁・屋根を取り除くことなく家の見た目を一新できる、コストパフォーマンスの高い工法です。
また見た目だけにとどまらず、防音性能や断熱性能など機能面でも優れており、従来のリフォーム方法とは一線を画す、画期的な工法と言えます。
カバー工法の歴史は、リフォーム方法の中では比較的新しい工法です。
しかし、見た目の完成度や機能の高さから、昨今では多くのお施主さまに選ばれる工法となっています。
今では使用する外壁材・屋根材の種類も豊富に揃っており、デザイン・機能ともに選択肢の幅はグンと広がっています。
カバー工法は、塗装に比べると一般的な認知度はまだ低いかもしれません。
カバー工法の施工業者は、使用する建材の加工技術が必要になるなど高い技術力が求められます。そのため、カバー工法でのリフォームを主力としている業者は少なく、それが普及率と比例していると考えられます。
しかし先にご紹介した通り、カバー工法はお施主さまにとってメリットの多いリフォーム方法であり、身近にカバー工法ができる施工業者が見つかれば、有力な選択肢になること間違いなしです。
カバー工法の歴史はおよそ30年と、リフォーム方法の中では比較的新しい工法です。
しかし、見た目の完成度や機能の高さから、昨今では多くのお施主さまに選ばれる工法となっています。
今では使用する外壁材・屋根材の種類も豊富に揃っており、デザイン・機能ともに選択肢の幅はグンと広がっています。
カバー工法による外壁リフォームは、主に下記の流れで進みます。
01
既存外壁のチェック・補修
02
足場設置
03
水切り設置
04
胴縁留め付け
05
見切り材取り付け
06
外壁材張り付け
07
目地コーキング
08
検査
09
足場解体
屋根リフォームの場合、これに防水シートの張り付けなどが加わります。
カバー工法で使用する建材は、工場で生産されたものです。
工場生産された建材は品質が高く安定しており、見た目や機能もサンプルで選んだ通りのものがお施主さまの家に運ばれてきます。
また、種類の豊富さも魅力です。
カバー工法で使用する建材でもっとも支持されているのが、金属サイディングです。新築住宅でもよく採用されるガルバリウム鋼板などがこれにあたります。
金属サイディングはとても軽く、カバー工法の建材として用いた際家への負担が小さいです。また、耐久性にも優れており、一般的に30年は持つと言われています。
カバー工法のメリットは多数ありますが、一番に挙げられるのは家の外観を完全にリニューアルできる点です。
カバー工法では既存の外壁・屋根の上に新しい外壁材・屋根材を張ります。そのため、新しく張る外壁材・屋根材のデザインをこれまでのものと変えれば、家の外観をガラリと変えられます。
色のみならず、デザインや質感・風合いも変えられるのは、カバー工法だけです。
カバー工法は見た目だけでなく、耐久年数や機能にも優れています。
外壁・屋根リフォーム方法のひとつに塗装がありますが、塗装の耐久年数は約10年と言われています。それに対し、カバー工法は約30年。一度の施工で長く持たせられるのは、コスト的にも、心理的にも、かなりの負担軽減になります。
またカバー工法は、既存の外壁・屋根と新しい外壁材・屋根材で家が二重構造になるため、防音性能や断熱性能にも期待ができます。
カバー工法のメリットについては以下のページでも詳しくご紹介しています。
カバー工法で使用する建材は、塗装で使用する塗料と比較すると割高なため、材料費の面で施工価格が高くなりがちです。また、窓周りなどお家一軒一軒の形状に合わせて建材をカットする工程が挟まるため、加工費も割高になる場合があります。
こうした建材の加工技術が求められるので、カバー工法で外壁・屋根リフォームができる業者が少なく、「カバー工法でリフォームを行いたい」と思っても依頼できる業者が身近に見つからない可能性があることも、デメリットのひとつかもしれません。
カバー工法のデメリットについては以下のページでも詳しくご紹介しています。
カバー工法の料金については、こちらからご覧いただけます。
カバー工法で外壁・屋根リフォームを行う際の主な流れです。
1既存外壁・屋根のチェック
新しい外壁材・屋根材を張り付ける土台となる既存の外壁・屋根をあらかじめチェックします。
2施工
チェックで大きな問題がなければ、施工に移ります。
リフォーム中はお施主さまも行動が制限されると思われがちですが、カバー工法は塗装のように塗料を使用しないため、窓を開けて定期的に換気したり、家の外に洗濯物を干したりといったことも可能です。
3お客さまチェック
施工が完了したら気になる箇所や不明点がないか、お客さまにチェックしていただきます。
4完了
チェックで特に問題がなければ、すべての工程が完了です。
カバー工法は、こんな方におすすめです。
・家の外観を完全にリニューアルしたい。色だけでなく、雰囲気もガラリと変えたい方
・一度のリフォームで、できるだけ長く持たせたい方
・リフォームに防音性能、断熱性能などの機能も求める方
逆に下記のような方は、ほかのリフォーム方法の方が合っているかもしれません。
・できるだけ安くリフォームを行いたい方
・カバー工法で外壁・屋根リフォームができる業者が身近に見つからない方
ご自身の希望や環境に合った方法でリフォームを行うのがベストです。
普及率やデメリットについてご紹介した欄に記載した通り、カバー工法の施工業者は使用する建材の加工技術が必要になるなど、高い技術力が求められます。
塗装は窓周りなどの塗らない箇所はマスキングして塗ることで対応できますが、カバー工法はそれぞれの形状に合わせて建材を加工する必要があります。
単に建材を張り付けるだけでなく、こうした加工技術が求められる点が、カバー工法を行う業者の少なさに繋がっていると考えられます。
カバー工法で用いる外壁材・屋根材は、定期的なメンテナンスが必要なものからメンテナンスフリーのものまで、さまざまな種類があります。
どのような外壁材・屋根材でリフォームを行うかによってメンテナンス方法や期間が変わってきますので、メンテナンスに関して要望がある場合はあらかじめ施工業者に伝えると、要望に沿った外壁材・屋根材を紹介してもらえます。
以上、カバー工法とはなにか、カバー工法に関する主なご紹介でした。
これまで「外壁・屋根リフォーム=塗装しかないと思っていた」「カバー工法を初めて知った」という方に、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
カバー工法についてさらに詳しい情報は、こちらのページでご紹介しています。
よろしければご覧ください。
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